入事例

ZENFormerの優れた性能、商品の魅力を紹介するために有効な利用方法をご紹介いたします。

フィルムの切断(打ち抜き)

前後左右が非対称なフィルムの打ち抜きでは、「偏心荷重」により刃入りが不均一になり、切断面のムラや抜き損じが発生しやすくなります。本事例では、偏心荷重下でも金型の傾きを抑える平行制御と高精度な下死点制御により、全周で均一な切断品質を目指した改善内容をご紹介します。
薄膜材の「ハーフカット」にも対応でき、安定生産と不良低減に貢献します。


参考動画|フィルム材の切断加工

非対称形状のフィルムを打ち抜くと、荷重が一方向に偏りやすくなります。この「フィルム 打ち抜き 偏心荷重」が発生すると、プレスの下死点付近で金型がわずかに傾き、周方向で刃の入り方に差が出ます。その結果、切断面のバリや欠け、外周の一部だけ切れ残る抜き損じが起き、手直し工数や停止ロスの原因になります。また、無理な荷重がかかることで金型の摩耗が進みやすくなり、長期的には保全コストの増加にもつながります。偏心荷重に強いサーボプレス「ZENFormer」の平行制御は、偏った荷重がかかった場合でも金型の姿勢変化を抑え、全周で均一な刃入りを実現しやすくなります。これにより、切断面品質の安定化と抜き損じの低減が期待でき、不良削減によるコストダウンと生産性向上につながります。さらに、薄膜材の「ハーフカット」では、狙った切り込み量を再現できることが重要です。本設備は下死点を設定でき、最小設定単位は1µmです。下死点の再現性を高めることで、薄いセパレータなどの繊細な加工でも条件出しがしやすくなり、狙い込みの精度向上に寄与します。

平行制御で「全周均一な刃入り」を実現
偏心荷重に強いサーボプレス「ZENFormer」は、平行制御により金型、切断刃の傾きを抑えます。全周で均一に刃が入り、フィルム打ち抜きの切断面品質が安定します。

薄膜材のハーフカットにも対応
ミクロンレベルの下死点繰り返し精度を活かし、薄膜フィルムの「ハーフカット」にも対応可能です。多層フィルムでも、任意の位置まで切り込み量を狙って設定できます。

操作性|下死点はタッチパネルで設定(最小設定単位:1µm)
下死点の設定はタッチパネルで行えます。条件の再現性を高め、段取り替えの工数削減にもつながります。

フィルム打ち抜きの偏心荷重下でも安定した加工を支える機能として、以下もご確認ください。
ZENFormerで高精度な加工が可能な理由はこちら
4軸独立制御(平行制御の要となる制御技術)

自由なモーション設定の詳細な説明はこちら
自由なモーション設定(材料・金型に合わせた動作最適化)

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